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2014-04-01

「第1回小中学生ハッカソン」に参加してきました!! #tento_hs1


2014年3月30日に開催された 「第1回小中学生ハッカソン」に参加してきましたので、そのレポートです。


僕が小中学生に混じってハッカソンをしていたのではなく、実際にプログラマとして働いてる人の作業を見てもらうという枠で参加してきました。

ハッカソンって?

ハッカソンというのは”ハック” と "マラソン" をくっつけた造語です。

決められたテーマにしたがって1日、もしくはある程度の短い期間になんらかの成果物を作り上げるというものです。

今回はどんなテーマ?

今回の「第1回小中学生ハッカソン」では参加者のレベルに合わせて3部門に分かれていて、プログラミングの技術はまだまだという人向けには「ビスケット」または「スクラッチ」というプログラミング言語?を使ってゲームを作るという内容でした。

プログラミングがそれなりに出来る人は JavaScript というプログラミング言語を使って enchant.js でゲームを作るという内容でした。

enchant.js は JavaScript でゲームを作るために必要な機能が色々用意してあるライブラリです。 このライブラリを使ってゲームを作ることが出来ます。

お前は何やったの?

僕が出場したのは14:30からのエキシビションです(リンクの"当日のプログラム"を参照)。

「ビスケット」、「スクラッチ」部門に出ていた子ども達とその親に観てもらうことを想定しています。

「ビスケット」、「スクラッチ」は文字で記述していく通常のプログラミング言語とは違い、ブロックなどを組み合わせてプログラムの動作を記述します。

普通、小学生には英語に近いもので記述していくプログラミング言語はとっつきにくいものですが、ブロックを組み立てていく方法はとっつきやすいので入門に向いています。

(もちろん、いきなり文字ベースのプログラミング言語から始める人もいます)

そこで、私は文字ベースのプログラミング言語を知らない子どもたちに「実際のプログラマはこのようにしてプログラムを作っているんだよ」ということを伝えるべく、ライブコーディングを行うことにしました。

子どもたちやその親がポカーンとなってしまうことは確実ですが、将来的にはこういう世界があるんだということを知って貰いたかったのであえてそのようなテーマで行こうと思いました。

内容としてはこのイベントの2日前にやったライブコーディングのイベントでやったものを、子供向けに少し言葉などを調整して(主にひらがなにして)行いました。

コードの内容は変えていません。

しかも、このような真っ黒い画面でガリゴリ書きました("// 出来たら"というのはカンペ用のコメント)。



もう、子どもたちは完全にポカーンとしていて、途中で飽きている子もいました。

僕の枠は少々押していて20分ぐらいしか無かったのですが、もう即効で飽きられました。

「つまらね〜」という声も聞こえてくるレベルでした。

でも、ハッカソンの JavaScript 部門に出ている人たちは年齢はあまり変わらないのにこういうことをやっているんだよ、ということを伝えられたので良かった気がします


とは言っても、終了後に興味をもった子供が声をかけてくれたりしたので、数人の子どもたちには何かが伝えられたかな?という気がしています。

ちなみに、コーディングの前に見せたプレゼン資料はこれです。

http://mironal.github.io/slides/2014-03-30/live/index.html#0

なんか表示が狂う場合は

http://mironal.github.io/slides/2014-03-30/live/index.html#13

にアクセスして先頭のページまで戻ってからみると正しく見れます。


イベントを通して

子どもたちの発想力はすごいと思いました。

技術を知っている人は逆に発想力が弱くなるというのを痛感しました。

と言うか、数時間のうちに「何を作るか」を決めて、それを「実際に動く状態にする」ということをやってのけてしまうことがまずスゴイです。

出来てない大人は沢山いると思います。僕もできません!!

また、「実際に動く状態にする」というのは完成という意味ではありません。

限られた時間の中で、「まずは見せられる状態の物を作ろう。そしてそれを更に改善していこう。」というものづくりというか作業の進め方の基本的なことが身についていることにも驚きました。

これも、出来てない大人は沢山いると思います。僕もできません!!

それと、各部門毎に自分が作ったものをプレゼンテーションする枠があるのですが、それも普通に出来ててスゴイです。

自分の作ったものをちゃんと表現して伝えるというのも非常に重要なことだと思います。

これも、出来てない大人は沢山いると思います。僕もできません!!

ということで、あの会場にいた子どもたちのポテンシャルは相当なものだと思いました。

ヤバイ


いろいろ

主催者について

このイベントは TENTO という機関が主催しています。

TENTOトップページの言葉を引用させていただくと。

デザイン型の能力を養うために。
TENTOはこどもの情報力を高めるために生まれた、
日本初小中学生向けICT/プログラミング学習機関です。
つくることを学びながら、それをプレゼン(発表)し、
人を楽しませること・人をひきつけることを学習します。

ということをやっています。

ちなみに僕は TENTO に属している人ではなくて、うちの近くで通常の授業を行っているので、時々遊びに行かせてもらっています。

それと、友人が TENTO で働いています。

今回はそんな繋がりで、ライブコーディングの話が来てやることになりました!

TENTOスゴイ!!!! (宣伝)

他の方の記事


みどりっ子クラブ様の記事:第1回小中学生ハッカソンに出場しました。

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