私の撮影環境について書きたいと思います。
ハードウェアではなく、ソフトウェアの方について。
私は自分の部屋で撮影するときは連結撮影と言ってパソコンとカメラをUSBで接続してカメラをパソコンから操作して撮影を行なっています。
その時に使うのがPhase OneというメーカのCapture One Pro 6というソフトです。
なんか見た目がかっこいいという適当な理由で買ったのですが、写真の撮影から編集、現像とすべての工程が行えるので買って正解だと思いました。
しかもCanonやNikonのカメラに対応している!
私の持っているCanonのカメラにも純正のソフトで連結撮影するソフトが付いてきますが、それよりもCapture Oneのほうが使っていて快適です。
あとCapture Oneは時々半額近くに値段が落ちるセールをやるので、その時に買うといいと思います!(私もその時に買いました)
そんなこんなで、私が撮影を行うときのソフトの操作の流れを紹介したいと思います。
まずはCapture Oneを起動します。
そしたらメニューの”ファイル”→”新規セッション”からセッションを新しく作ります。
Capture Oneはセッションという単位でフォルダを良い感じに管理してくれます。
一つのセッションで色々な撮影をしても大丈夫ですが、全く違う種類の撮影の場合はセッションを分けると管理しやすくなると思います
下のようなダイアログが出るので、適当に名前と場所を入力してタイプを”連結”にします。
これで連結撮影用のセッションになります。
タイプの下の方に色々なフォルダ名が出ますが、これは”場所”で選んだフォルダ以下にこの名前のフォルダが勝手に作られます。
で、撮影した写真ファイルはキャプチャーフォルダに入り、現像した画像は現像フォルダに入るという感じで勝手に振り分けてくれます。
でOKを押します。
次にメニューの”ウィンドウ”→”ワークスペース”→”シンプル連結モード”を選びます。
これで画面が連結撮影に適した状態になります。
次にもっと便利に操作できるようにするために、左側の何も無い所で右クリックして、”ツールの追加”→”カメラコントロール”をクリックします(参考:下の画像)。
更に、同じ要領で右クリック→”ツールタブの追加”→”クイック”をクリックします。
これで大抵のことが出来るようになりました。
ここで、カメラとパソコンをUSBで接続し、カメラの電源を入れます。
カメラというツールのところに接続されたカメラが表示されると思います。
これで好きなだけバシャバシャ撮ることが出来るようになりました。
でも、構図を決めるときなどは画面で写真は見たいけど保存はしたくないですよね?
ってことでCaptureOneには校正モードがあります。何のソフトは構成モードってなってて日本語訳が間違えてます。
メニューの”カメラ”→”校正モード”か、右上にある丸の中にバツが書かれたボタンをクリックすることで校正モードになります。
校正モードの間は上の画像のように丸の中にバツが書かれたアイコンが表示されます。
これが表示されている間はパソコンに画像は保存されません。
撮るたびに上書きされていきます。
その為、気の済むまで構図を決めることができます。
本撮影に移る前に必ず校正モードをOFFにするのを忘れないで下さい。
たくさん撮った後に気がつくとひどく落ち込みます・・・
そして私は校正モードの時にホワイトバランスも調整してしまいます。
私がやってる手順としては、まずはカメラのあらゆるモードをマニュアルにします。
じゃないと勝手に色々変更されて思うように撮影が行えませんでした。
次に構図が決まった被写体の近くにグレーカードを置き、一緒に撮影します。
先ほど出した画像の右側のグレーの部分がそれです。
撮影できたらCapture Oneでwキーを押してカラーピッカーみたいなマウスカーソルにします。
この状態でグレーカードの部分をクリックするだけでホワイトバランスの調整が終了します!
超簡単!!!!
で、次にこの設定を使ってグレーカードを外したバージョンの写真を撮影します。
ここで重要なのが、撮影する前にCapture Oneの左側にある”キャプチャー設定”のICCプロファイルとその他を”最後からコピー”にしておきます。
これで、先ほど撮影したホワイトバランスの設定などが諸々引き継がれます。
で、撮影したものが下のような画像になります。
後は適当に画像を調整して、現像するだけです。
現像に関してちょっとハマったことがあったのでそれは別の機会に書きたいと思います。
長くなりましたが、こんなところです。
これが正しいのかは、いまだに分からず手探りで作業をしていますが、最近はこの流れで作用が定型化してきています。
Capture Oneは非常に多くの機能があるのでもっと色々使ってあげたいものです。
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